会長挨拶

2022年度より、歴史と伝統ある「藤の会」会長の大任を仰せつかり、身が引き締まる思いと共に、微力ながら立教女学院をお支えすることができる喜びを感じております。

「藤の会」は、立教女学院の教職員の皆様と在校生すべての保護者様が1つの組織を構成し、児童・生徒のために奉仕の気持ちで様々な活動を行っており、主に3つの委員会ではそれぞれの目的・役割に沿って活動しております。
「藤の会」の活動を通じ、保護者の皆様と立教女学院が強く結びつき、信頼関係を構築し、教育環境のさらなる充実や安全面の確保に貢献できるよう尽力してまいります。
現会員の皆様におかれましては、引き続き「藤の会」の活動にご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

このホームページは、各活動のご案内や報告、活動予定などを定期的に更新し、多くの会員様にご参加いただける環境作りを構築するべく運営しております。適時ご確認いただければ幸いです。

藤の会会長
柳下 剛宏

名誉会長挨拶

この度、立教女学院院長を拝命いたしましたお知らせと、ご挨拶を申し上げます。
創立者のチャニング・ムーア・ウイリアムズ主教の信仰の姿を伝える言葉「道を伝えて、己を伝えず」が残されています。この言葉からさらには「God First, You Second, I Third」という言葉が浮かびます。決して自分を蔑ろにすることではなく、いのちの働きである神を尊び神に仕え、他者を尊び仕えることが、自らをも尊ぶことにつながるのではと思います。
キリスト教教育、広く宗教教育とは「いのちの教育」、すなわち授かりものであるいのちへの感謝、関心、つながりなどというものを自らの糧としていくものであると思っております。
そして、英語のEducationの語源であるラテン語では「引き出す」という意味があります。何かを教え、注ぐこともさることながら、すでに与えられ、注がれているものに気付きあうことの大切さも思います。その意味で、「教育」は「共育」という、共に育て合う、育ちあうこと、微力ながらその下支えに仕えることが出来ますなら大きな感謝です。
最後になりますが、児童たち、生徒たちと常にともにおられる「藤の会」皆さまの尊いお働きの上にも主の御恩寵が豊かに注がれますようお祈り申し上げます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げますとともに、皆さまのご健康をお祈り申し上げます。

藤の会名誉会長
立教女学院 院長 髙橋 宏幸