藤の会とは
立教女学院には小学校・中学校・高等学校のすべての保護者と学校の先生方との連絡を緊密にする組織があり、これを『藤の会』とよんでいます。
昭和16年に「母の会」というかたちで始まり、保護者会、後援会を経て、昭和27年に『藤の会』が創立され現在に至っています。
当時、戦後の日本の私立学校や学園は非常に経営が苦しく、ご父母の財政的援助をなくしては運営が成り立たない状況でした。
そのような時代に、立教女学院では昭和27年5月、アメリカ式保護者会の良いところと日本式父母会の良いところをもちあわせた会をつくり、またその新しい時代にふさわしい会の名前を全校から募集したそうです。その頃、女学院の中庭には藤の花が咲き誇っていたところから、その名前が一番ふさわしいのではないかとのことで、『藤の会』とよばれるようになりました。
現在、『藤の会』には「修養親睦委員会」「奉仕委員会」「広報委員会」という3つの委員会組織があります。これらの具体的な活動としては、講師を招いての講演会や観劇。マーガレット祭でのバザーの開催や施設へのボランティア活動。また広報誌(藤の会だより)の発行など、年間を通して様々な活動を行っています。